不思議な気持ち
心の不思議さ
人の心は本当に不思議です
夫の病気以降、深い悲しみと不安とそして希望、また悲しみと、
こんな感情がルーティンのように訪れていましたが、
その中でずっと不思議だったのは
幸 せ
という感覚がなくなりはしなかったこと
夫の病気発覚の何年か前から、私はずっと自分が幸せだということを意識していました
多分その時期から、子供達が大人になり、
反抗されて憤ったり、心配したり、自分を否定されて悲しんだり落ち込んだり、
という負の感情と付き合わなくてよくなり、
自分の好きな人だけと、
自分の好きなことだけをしていればよくなったからかもしれません
子供たちが自分たちの手から離れていく近い未来を想定し、
今まで後回しにしてきた自分の楽しみや目標を小さく達成していく喜びを
覚えていった時期でもありました
私は本当に幸せだ
こんな生活いつまでも続くんだろうか、、
そんな思いがよぎることも度々で、
実際この自覚せずにはいられない幸福感は4、5年という決して長いものではなかったけれど、
その シアワセ は、
環境が激変しても私の側からなくなることはありませんでした
ただ今までの幸せな日々に、
不安 悲しみ 恐れ
というものが加わったという感じ
夫の病気がわかった時、私は友人に
それでも私は絶望しない
と言ったそうです
覚えていませんが((( ̄∇ ̄)))
そう絶望、もしませんでしたが、幸福感がちゃんと存続しているというこの感覚、、
本当に不思議な体験です