Sさん、ありがとうございました。本当に感謝しています。
ずっと頭の片隅にあったブログ。
誰かに読んでもらいたい、というよりはあっという間に過ぎて行く毎日をなんとか残しておきたい気持ちでずっと興味を持ちつつ延び延びにしてきましたが、今日どうしても留めておきたいことがあったので、エイヤッとはじめてみました。
Sさんのこと
Sさん、ご自分の畑で無農薬のお米や野菜を作り、週に一度だけガレージで朝採れたばかりのお野菜やお米をご近所の方々に分けてくださっているご夫婦でした。
お二方とも明るく朗らかで夫婦仲がよく毎週お会いするのも目的のひとつでせっせと通っておりました。
愛情込めて作られたお野菜は、お二方の人柄とあいまって私たち家族のからだに美味しいお水のように染み渡っていったように思います。
この何ヶ月か私の仕事やら、夫が我が家に一台しかない車を使うやらでなかなか行けない日々が続いていましたが、今週末の土曜日はなんとかお米だけでもいただかなくてはと、少し多めに分けていただけないものかとお電話をしてお願いしてみることにしました。
電話に出られたのはいつものS奥様。変わりのない声。
私は「ご無沙汰しています。今年も今週の土曜日で ご自宅での市 は最後ですね?
来年はいつものように3月から再開されるのですね?」
すると驚いたことに、
「実は先週の土曜日から急ですがもうやめることにしました。」
と言われます。今月急な手術を受けられ無事に退院されましたが、これからはゆっくり生活しようと思っておられると、話してくださいました。
こちらに来るようになったきっかけは昨年見つかった夫の病気がきっかけでした。
少しでも夫の体に薬となるようなよいものを食べてもらいたい。
そうしたすがるような祈りのような思いでオーガニックスーパーに出かけ、ネットでよい食材を探していた私に友人が、自分のお家用に作っている無農薬の野菜やお米を週一度だけガレージで売っている方がいるよ。と教えてくれてそれから通うようになりました。
夫はそうした新鮮なお野菜や玄米を、日々私の監視のもと(苦笑)いただき、からだの数値は信じられない程よいものになりました。
ですから私にとってSさん夫婦のお野菜、お米、そのお人柄すべてが滋養に満ちた薬だったように思います。本当に感謝しかありません。
お電話でそのことをお伝えできたので心残りはありませんが、それでもこの感謝をどうしても記録しておきたい気持ちが原動力となり、初ブログ投稿ということになりました。
もしもどこかで読んでくださった方々みえるのなら、こんな長文にお付き合いくださり、
ありがとうございました。